ATI Streamに対応!一体どんな効果があるの?

  • Adobe Premiere Pro CS4 無償体験版ダウンロード
  • AMD Encoder Plug-in for Adobe Premiere Pro Beta ダウンロード

 動画再生支援機能(UVD)を搭載する「AMD HD! エクスペリエンス」によって、フルハイビジョンを楽しむPCライフは劇的に快適になりました。今回は再生だけではありません。AMD HD! エクスペリエンスのパワーは、「フルHD映像のエンディング(編集)作業」で最大限に発揮されます。そのエンディングについて、メジャーな映像編集ソフト「Adobe Premiere Pro CS4」と、 高速なエンコード(動画の最終仕上げ)を実現する「AMD Encoder Plug-in for Adobe Premiere Pro Beta」の組み合わせでご紹介していきましょう!

【検証環境】
[CPU] AMD PhenomTM II X4 955 (3.2GHz)/[M/B] GIGABYTE GX-MA790GP-DS4H (BIOS:F5)/[GPU] MSI R4870-T2D512 (ATI radenTM HD 4870)/[RAM] CORSAIR CM2X2048-8500C5D 2GBx2/[HDD] WesternDigital WD3200AAKS/[ODD] PIONEER DVD-RW DVR-212D/[POW] Thermaltake ToughPower QFan 650W/[OS] Microsoft Windows Vista Ultimate SP1(x86/EN)


素材集めを行いましょう

 早速、映像を作っていきましょう。映像作りに欠かせないものと言えば、もちろん「素材」ですね!今回は、夏のマリンジェットを楽しんでいるところを、家庭用AVCHDカメラで撮影し素材にしてみました。
 マリンジェットに乗っているシーンの撮影には、2つの注意すべき点があります。1つは激しく動く被写体を「寄り気味」(ズーム側撮影)のカメラで追うことが多くなり、被写体の動きが掴みづらく、カメラの「振り遅れ」が出てしまう点。そして2つ目は、船の上からの撮影が中心となるためにカメラのブレが多くなる点です。

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 しかし、多少ブレても撮影が甘くなっても、楽しそうにみんながマリンジェットを操縦しているシーンは楽しいものです。美しい海、波間を縫って飛び跳ねるマリンジェット、スタンディングタイプのマリンジェットでモンキーターンを繰り返す人、ウェイクボードで引かれる人、それぞれの思い出が詰まった映像素材を上手く繋ぎ合わせて、仲間同士の素敵なお宝映像にまとめましょう!
 もう1つ重要な素材は、「音」ですね。カメラで撮影したそのままの音声を使うのも臨場感があって楽しいのですが、そこに大好きな楽曲を載せると、もう気分はプロモーションビデオです。
 著作権の問題もあるので、Webに載せるなど一般公開する映像に許可なく市販の楽曲をつけることはできませんが、個人で楽しむ分には問題ありません。お好きなお気に入りの楽曲をチョイスしてみましょう。
 今回の映像には、スピード感のあるテンポの良い楽曲を選んでみました。 ※1

※1 市販楽曲は、BGMとしてWebなどで公開する動画に使用しても、著作権の侵害となる場合がありますので、配布を前提とした映像のBGMに使用することは避けましょう。今回は、二次使用の配布が認められている著作権フリーの楽曲を使っています。

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Adobe Premiere Proで映像編集!

 素材は既にカメラからハードディスクへコピーしているものとして、話を進めます。今回の素材映像の特徴は何と言っても、「映像がダイナミックに動いている」点にあるでしょう。AVCHDフォーマットの映像データを再生させる際、映像の中身が激しく動いているほど、マシンには高い負荷が掛かる傾向があります。それだけ「重い」映像だと言えるのです。
 今回、映像編集に用いるAdobe Premiere Pro CS4(+AMD Encoder Plug-in for Adobe Premiere Pro Beta)は、SDTVからHDTVまで様々なフォーマットに対応し、複数のタイムラインを活用して、カラーコレクションやフィルタ処理など非常に多くの高品位な処理が行える、プロフェッショナル向けの映像編集ソフトウェアです。とはいえ、30日間無料で使える評価版も公開されていますので、興味のある方は是非ダウンロードして触れてみてください。>>こちら

 さて、Adobe Premiere での編集作業は、いくつかのポイントを覚えれば簡単です。まずはBIN(ビン)と呼ばれるウィンドウに、素材映像や素材音声を登録しましょう。登録された各素材をダブルクリックすれば、プレビューウィンドウに表示されますので、「ここだ!」と思う箇所を探って、映像の始点になる「IN点」、終点となる「OUT点」を設定し、「タイムライン」に並べて行きます。基本となる「カット編集」は、この一連の作業が基本となります。BINにはMP3などの音素材も登録できるので、プロモーションビデオばりに大好きなBGMを登録できます。音声素材も映像素材と同じようにタイムラインの「音声トラック」に配置して、音とシンクロしたカット編集を行ってみるのも楽しいでしょう。

 素材選びのポイントは、「同じ映像を何度も使わない」、「手ブレが激しい部分は少なめに」です。これさえ守れば、映像を観せる相手にも落ち着いて映像を楽しんでもらうことができます。

 さて、編集の基本「カット編集」のプレビューについてですが、 AVCHDで保存された映像素材のプレビューは、ちょっとパソコンが古いだけでも、かなりコマ落ちをしてカクついた映像になってしまったりします※2。AVCHD形式のハイビジョン映像素材とは、単純にそれだけ重いデータなのです。

 しかし、AMD HD! エクスペリエンス対応パソコンでは、そのような不快な現象は全くありません。搭載CPUの「AMD PhenomTM II X4」の4つのコアが、十分に働いているからでしょうか?
 いえ、それだけではないのです。たとえ、Adobe Premiere Proに対し、CPUコアが「1つだけ」しか働いていなかったとしても、再生でコマ落ちが生じることはありません。これは、CPUパワーだけでなく、グラフィックス(GPU)に搭載されたUVDテクノロジー(動画再生支援機能)を使って、処理を行っているからです。
 CPUとGPUを最適なかたちで使い分け、さまざまな作業を快適にこなせるパソコン環境をつくる。これが、AMDの誇るGPGPU(ATI Stream)の優れたデータ処理テクノロジーなのです。※3

 ひととおり編集し終わったら、今度はフィルタを被せてみましょう。沢山のフィルタ類は、全て「エフェクトウィンドウ」に格納されていますので、これらを選んで、タイムライン上の素材にドラッグ&ドロップします。

 カラーコレクションを使えば、素材の色調を変更することが可能ですし、デフォルトで各素材を変形させたりすることも可能です。もちろん、こうしたフィルタのリアルタイムプレビューも、GPGPUテクノロジーによって快適に実現されています。

 これで、一通りの編集が終わりました。

※2 映像がカクカクと再生されてしまったり、音より映像のほうが遅れてしまうことを、「コマ落ち」と言います。お使いの再生ソフトやパソコンのスペックによって大きく左右されますが、Adobe PremiereCS4をCPU処理のみで使う場合、ドラフト品位でも4コア2.8GHz以上のCPUが、高画質品位になると、パーソナル向けに現行販売されている最高速のCPUを使っても処理が追いつかない場合もあると言われています (1440x1080i/29.97fpsのAVCHD素材の場合)。

※3 ATI Streamテクノロジーによって、CPUで行っていた多くの映像処理を、GPU(グラフィックス)で行わせることが可能になります。Adobe Premiere Pro CS4を使った場合の高画質品位再生においても、2コア2.8GHzのCPUで、十分にAVCHD素材を再生させることが可能となります。また単純な再生のみということであれば、Windows 7標準添付のメディアプレイヤーでも、UVD(動画再生支援機能)が働くようになりますので、ATI RadeonTM HDグラフィックスさえパソコンに搭載されていれば、CPUをほとんど問わずに、AVCHDを視聴できるようになります!

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H.264映像として書きだそう

 編集し終わった映像は、みんなが視聴できるように映像ファイルへと書き出しましょう!
 Adobe Premiere Pro CS4では、たとえばWMVに出力してネット配信したり、Blu-rayなどに書き込むためにH.264へ再エンコードしたりと、いろいろな形式の映像へと書き出すことができます。
 特に使い勝手が良いのは、大画面テレビで高画質映像を手軽に観ることができるBlu-rayへの書き出しや、YouTubeへのアップロードでしょう。しかし、AVCHDにしてもH.264にしても、再生だけでなくこの書き出しにも、膨大なCPUの処理パワーを必要とします。つまり、せっかく作った映像を早くみんなに見せたいと思っても、最後の段階で膨大な時間がかかってしまうのです。このエンコードという処理は、たとえハイエンドなパソコンを使っていても、映像の実時間×10倍くらいの時間は掛かる、というのが一般的。60分(1時間)の映像をAVCHDへと再エンコードすると、実に10時間もの時間、パソコンの前で待っていなければならないわけです。

 しかし、ATI RadeonTM HD 4870などに代表されるATI Streamテクノロジー対応のAMD製グラフィックスボードを搭載したパソコンなら、そんな心配も無用となります。
 AVCHD/H.264/MPEG2などの映像への書き出しの際、CPUだけでなく強力なグラフィックス・プロセッサのパワーを使って、驚くべき速度で処理を行ってくれるのです。
 Adobe Premiere Pro CS4では、AMDが無償提供するATI Streamプラグイン「AMD Encoder Plug-in for Adobe Premiere Pro Beta」を利用することで、まさに驚くべきスピードで、AVCHDファイル/H.264ファイルへの書き出しを終わらせることができました!>>こちら
 最先端のAMD HD! エクスペリエンスのプラットフォーム、その中でも、ATI RadeonTM HD 4600シリーズ以上のグラフィックスを搭載するパソコン環境でおいては、これまで膨大な時間を掛けていたフルHDの映像編集を、驚くほどストレスなく、しかも軽快に行うことができます。作業時にも書き出し時にも、パソコンの処理時間中待たされることは、ほとんどなくなります。

 Adobe Premiere Proのようなプロ向け、セミプロ向けの映像編集ソフトウェアを使っていても、わずか数千円〜2万円程度のリーズナブルな価格のATI RadeonTM HDグラフィックスをパソコンに追加するだけで、快適なフルHD映像編集環境が実現するのです。

 Adobe Premiere Pro+ATI Streamテクノロジーは、まさにフルHD映像編集に最適なソリューションと言えるでしょう。

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今回完成した映像はこちら!